研究紹介
材料を創り、応用する
Developing materials and their application
蔭山教授の研究テーマ
エレクトレットを用いた超広帯域音響・振動センサ
エレクトレットとマイクロギャップを利用したエレクトレットコンデンサセンサ(ECS)を開発しています。 植物の茎に取り付けて茎内部で生じる音響放射 (Acoustic Emission, AE)を検出するAEセンサや、空中超音波センサ、デュアルセンサへの応用を研究しています。
エレクトレットを用いた超広帯域音響・振動センサ
植物の音響放射 (AE)センシング
音響放射 (AE)測定により植物体内の水分移動を可視化する仕組みの実用化に取り組んでいます。植物AEの測定に適したエレクトレットコンデンサセンサ(ECS)の開発を行い,農業関連企業と共同で新たな作物栽培技術の確立へ貢献しようと取り組んでいます。
植物の音響放射 (AE)センシング
微生物の音響放射 (AE)センシング
藻類、イースト菌、もろみ、酵素などの微生物の音響放射(AE)を測定することで、微生物の活動をモニタリングする技術を開発しています。
微生物の音響放射 (AE)センシング
小島准教授の研究テーマ
衝撃吸収メタマテリアルの設計
人工構造の集合体であるメカニカルメタマテリアルの衝撃吸収への応用を研究しています。構成材料と構造の特性により,自然界に存在する材料には無い機械的特性を人為的に発現させることができます。動的・衝撃特性を踏まえたデジタルマテリアル開発に取り組みます。
衝撃吸収メタマテリアルの設計
圧力波による高速衝撃試験手法
航空宇宙分野では材料の高ひずみ速度域における応答特性が重要ですが、メカニカルメタマテリアルのようなセル構造体の高ひずみ速度域における衝撃試験は難しく、制限があります。流体中に発生する圧力波を利用することで、高ひずみ速度下でのセル構造体の材料特性を取得できる衝撃試験法の開発に取り組んでいます。
圧力波による高速衝撃試験手法
材料の衝撃応答特性
材料が高速負荷を受ける場合には、静的時とは異なる特性を示します。様々な衝撃試験と高速計測手法を用いて、材料の衝撃応答特性の解明に取り組んでいます。これまでに硬質高分子フォーム、金属-高分子接着接合界面、固液連成界面、ガラス-高分子複合板などの研究実績があります。
材料の衝撃応答特性